細かなクセ、顔まわり・もみあげ・メンズショートなどの施術に最適な**「細ツインブラシ」**は、市販のブラシを加工して作るRTS独自のアイテムです。
根元からしっかりテンションをかけることで、狙った部分に正確に作用するブローが可能になります。
⚠️ 注意事項(必読)
- 作成には刃物や熱加工を伴います。必ず自己責任で行ってください。
- 手を保護する軍手・メガネ・マスクの着用を推奨します。
🧰 必要な道具一覧
- 万力(ブラシ固定用)
- ハンドソー(糸ノコでも可)
- プラスドライバー(長め)
- やすり(金属製 or 電動)
- 軍手(耐刃タイプ推奨)
- メガネ・マスク(粉塵対策)
- 木材(DIY工具として使用)
- ドライヤーまたは熱湯
🛠️ 作り方手順
1. アルミ板を外す
プラスドライバーでネジをすべて外し、ネジ穴にドライバーを差し込んでテコの原理で板を外します。
2. カット位置を確認する
正面(DENMANロゴ側)から:
- 左から2列目・右端1列をカット
裏側から:
- 両サイドの1列ずつをカット → 合計で「3列 × 3列」の細ツインに
3. ハンドソーでカット
万力でブラシをしっかり固定してから、プラスチックの粉が飛び散らないようにマスクとメガネを装着してカット。
4. やすりでバリ取り
切断面にバリが残るため、手や髪に当たらないよう角を削ります。
電動やすり・ルーターも使用可能。
🔧 支点の角度調整
通常状態では…
- ブラシ先端に隙間ができ、テンションが不均一
- 毛が逃げやすく、根元の効きも不安定に
支点を曲げることで…
- ブラシ面が平行に閉じる構造になり、
- 均一なテンションがかけやすくなります
支点の曲げ方
工具を自作する
- ダイソー木材を木工ボンドで組み立て
- 内寸目安:30×60×45mm
曲げ作業
- 木材で支点を固定し、徐々に力を入れて曲げていく
- ドライヤーの温風 or 熱湯を使って温めて可塑性を高めます
💡 一気に曲げず、少しずつ調整することで失敗しにくくなります。
💧 使用後のお手入れ(重要)
- 使用ごとに水へ30分以上浸け、毛並みをリセット
- 十分に乾かしてから再使用
- 毛羽立った状態ではブラシの性能が著しく低下するため、必ず定期メンテナンスを行いましょう
🔗 [ツインブラシのお手入れ方法はこちら]
📚 開発協力
細ツインブラシは2008年、
カットインカズの千葉さん、EASE hair directの毛利さんにより考案されました。