細ツインブラシの作り方

 
※刃物使っての制作は危ないので自己責任でお願いします。
 
※テンションが根元にしっかりリッジやうねりのあるクセや、顔周りやもみあげなど細い部分に、メンズなどのショートヘアに威力を発揮します。
 
 
※必要な道具
 
万力、ハンドソー、やすり、軍手などの刃物から保護する手袋、長めのプラスドライバー、その他写真に写っているものです


最初にアルミ板をはずします 。
プラスドライバーを使用しネジを全部外してからネジ穴にドライバーなどの細い物を差し込みテコの原理で一気に外します

 

ハンドソーを用意します。
糸ノコでも細めののこぎりであれば大丈夫です

 
 

表面のカット位置と裏面のカット位置になります。
最初にDENMANの文字がある方を手前に持った時、左2列目と右1列をカットします。
裏返して両サイド1列づつカットすると3×3になります。

 

万力にしっかり固定し切っていきます 。
結構力が入りますしカットした時にプラスチックの粉がたくさん飛びますのでマスクやメガネも着用した方が良いです

 

切り終わりました。
バリがたくさんある状態なので触れる時は気をつけて下さい。

 

やすりをかけます。
ルーターや電動ドライバー、手持ちの金ヤスリなど使いやすい物を使用して角を削っていきます。

 


 
 


次はブラシの支点を曲げて角度を変えていきます
通常は開いて閉じるとこんな感じです。
根元付近にテンションが掛かりりやすく先の方は隙間が空いて毛が抜けやすくなっています

 

 

支点を曲げると、一定の位置でブラシ面が平行になります。
この角度がテンションの掛かり具合が丁度よいと感じるくらいです。
 


 

閉じた状態と、握りこんだ場合はこうなります。
握りこむと均一にしっかりテンションを掛ける事が出来るようになります

 

次はブラシの支点を曲げる方法です
これは専用に作った工具です。
ダイソーの工作コーナーで見つけてきた木材を木工用ボンドでくっつけてあります
・内径は30×60×45です

 

30角の木材をブラシの支点に挟んで工具に固定します。
一気にやらずに少しづつ力を入れながら工具に挿し込んでいきます。

 

ドライヤーを当てて熱で曲げていきます。
熱湯を掛けると一気に曲がりますが、うまくやらないと曲がりすぎます。
時間を掛けてゆっくり曲げたほうが失敗が少なくなります。

 

 
 
 

お手入れ方法(重要)

 
ブラシは1~2人使用すると毛羽立って来てしっかり咬まなくなります。
そうするとツインブラシの役割自体果たさなくなるため使っている意味もなくなります。
使用後は水に30分以上浸し毛並みを戻してしっかり乾かして使う事をオススメします。
★ツインブラシのお手入れ方法
 

 
 
 
※細ツインブラシは2008年3月頃にカットインカズの千葉さん、EASE hair directの毛利さんが考案してくれました。